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2004年、一匹のミドリフグに
魂を奪われ現在に至る
ど地味な外見に反して
どーやら口が悪い、らしい
しばしば
「お、また毒吐いた」と評される
ん~本人的にはせいぜい
軽めのスパイスなのだが・・・
最近、ふぐの愛想がありません
体調不良? 水質が合わない?
いいえ
「見切った」のだと思われます
しれ~っと
興味があるものを見たときやごはんの時には寄ってくるけど
前みたいに人の姿を見るたびにぶわ~っと浮いてきて
なあに?なあに?と水槽前面でアピールすることは少ない
普段は水槽の隅っこで上下運動してるか、寝てる
ためらいなく寝てる
お腹が空いた時にはちょーだいちょーだいアピールするが
満腹になるととたんにやる気がなくなる
そして、隅っこで丸くなる
すごい寝相でね
環境に慣れたのだろう
「ああ、ここんちは大丈夫」
「人間に愛想売らなくっても生きていけるな」
・・・って感じだろうか
マイペースで暮らすことにしたようだ
ふぐって或る程度飼ってると、大体こーなるよね
でもさ、まだ一カ月経ってないんですけど
適応、早すぎね?
津波第一波到達時刻に黙祷した
2年前
職場で感じた「普通」じゃない揺れ
激しすぎる こりゃあ、只の地震じゃない
岩手山の噴火って感じじゃないし、
日本海のメタンハイドレードでも爆発したのか?
そんなことを考えた
八戸に出張中の常務から安否確認の電話が入る
その電話を最後に全ての通信が途絶えた
停電
信号機も止まってる
「おかけになった地域では・・・」
携帯もメールも使えない
ラジオでは三陸沖が震源だという
津波の避難を呼びかける声
三陸の人は津波に慣れてるから、きっと大丈夫
知らなかった
何が起きてるのか
盛岡では余震がずっと続いてたけど、取りあえず近所の人もみんな生きていて
日が暮れると真っ暗だったけど水とガスは使えてた
3日後、電気がきた
そこで初めて知った現実
遅れてやってきた家族や友人からのメール
「大丈夫か?連絡くれ」
「そっちはどう?大丈夫?」
その中に混じった大船渡の友人からのメール
「津波警報はどうですか?」
送信時刻は地震直後
当然ながら電話もメールも通じない
グーグルアースで彼の家を探す
きっと世界中の人たちが地震直後から、これ作ってくれたんだよね
皆それぞれできることをしてくれてるんだ
今、私に何ができるんだろう
インターネットに公開された避難所の名簿リストをひたすら見る
そんなことしかできなかった
しばらく経って大船渡行のバスが開通した
一人夫が米や食料品・日用品を持って出かけた
彼の家はちょっとした高台にあるからきっと生きているだろうって
幸い、彼も彼の家族も無事だった
隣の家の井戸から水貰ってるって笑ってたそうだ
うちは被災地じゃないし、私も被災者ではない
家もあるし家族も無事だ
でも、知ってる人も知ってる町も消えた
亡くなった人の話をするのが一番の供養になるという
でも、さ
本当は「それしかできないから」じゃないのかな
だって結局、何ができるというんだろう
話すこと、語ることしかできないから
それが供養になるって信じることしかできないから
50年後、この記憶はどうなるんだろうか
だって、今、10万人が亡くなった東京大空襲について
話してる人がどれくらいいる?
何ができる?
何もできない?
思いはどこまで残る?
分からない
日曜日 午後2時半
猛烈にあんこが食べたくなった
もともとワタシの今週末の計画としては
土曜日 10:30 会社集合
11:00 わんこそば大会(無理せず適度に切り上げる)
14:00? 中津川界隈を散歩&美味しい和菓子を買う
17:00 歯医者
19:00 食後のデザートタイム♪
・・・だったのに
わんこそば大会の後遺症でとてもとても和菓子どころではなかったのだ
遅れてやってきた欲望
その威力は三十路女の理性を吹き飛ばす
うう・・・食べたい
柔らかいもちもちとした感触
しっとりしたこしあんのやさしい甘さ
脳裏にくっきりと映像が浮かぶ
今の気分は・・・桜餅(道明寺)!
だが、材料がない
わらびもち粉ならあるが、わらびもちって気分でもない
家にあるものでできるものできるもの・・・
・冷凍してたあんこ
・白玉粉
・黄粉
よっしゃ!うぐいす餅だ
できたモノは謎の茶色い物体
これはうぐいす・・・ではないな
青黄粉はあんまり好きじゃないので普通の黄粉しか常備してないのだ
まあ、気分気分
15:00 おやつはうぐいす風餅とエスプレッソ
エスプレッソっていってもマキネッタだけどね
さあ、これで優雅な午後のひと時を・・・
な~んて思っていたら
「あ、かあちゃん、なにそれ~」
普段和菓子なんて食べないムスメが寄ってきて
ひょいぱくひょいぱく
嗚呼・・・さよなら、うぐいす(もどき)
まあ、食べれるものが増えるのはいいことだよね
またつくればいいことだし、さ
ってもうあんこの在庫がない
小豆買ってきて次の休みにでも煮ておこうっと・・・
「かあちゃんは隙あらば小豆を煮るのです」
オットに妖怪・小豆洗い呼ばわりされる
すまんね、急に食べたくなることがあるからさ、備蓄しとかんと
「今年は庭で小豆作る?」
・・・是非、お願いします!
盛岡冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば
ワタシは地元民だけど、わんこそばは食べたことがなかった
だって所詮、観光用でしょ?
なんだかんだでお高いし、お金払って苦しい思いして・・・ねぇ?
3,000円あればもっといいもの食べれるし~
ってのがワタシのスタンスだった
多分生涯食べることはないだろう、と思っていたのだが・・・
やっちまいました
直利庵・わんこそば(上)
会社のレクリエーション(?)でわんこそば大会をすることになったのだ
昨日11:00(開店時間だよ、どんだけ気合い入ってるんだ)に全員集合
明治創業「直利庵」は適度に建具も痛んだ年季の入った建物
いざ決戦と相成った
休みだっちゅーのに・・・
そばは大好きだ
だからこそ、せっかくなら美味しく食べたいなぁ・・・ってのが本音
でも、どうせ参加するなら全力でやらなくっちゃね
ちなみに、直利庵のわんこそばは8杯でかけそば1杯ぶんだそうだ
客が椀に蓋をするまで延々とお代わりしていくのだ
塩味の利いた暖かい出汁にくぐらせたそばは思ってたより美味しい
各種薬味やなめこおろし・とろろ・イクラ・むしうに・塩辛なんぞとともに食べる
大会のように時間制限はなく、その気になれば閉店時まで粘ることも可能
だが・・・無理だって
「はい、どんどん♪」
「はいじゃんじゃん♪」
50杯位までは余裕で給仕のお姉さんがそばをくれるのを待っていたが
70杯程で急にきた
胃が痛い キリキリする マジ痛い
しかも、なんか一杯の量が増えてきてるし!
最初は「まだお代わりこねーのか」だったのが
「げ、おねーさんもうきたの?」に・・・
開始1時間
皆の眼が死んでいる
雑葉丸の名付け親・K氏は一人冷酒を頼んでちびちびやってる
う~ん、フリーダム
まあ、刺身に塩辛・むしうに・山菜・・・酒の肴にぴったりだもんね
ちなみに、最初に椀に蓋をしたのはワタシ
丁度100杯になったところでごちそうさま
もう限界だし
「あら、もうおしまいですか?」と給仕のおねえさん
「ホントに空かどうかちょっと見せてくださいね~」
と言って蓋を開けさせる
そして、卑怯にもそばを流しこもうと・・・
させるか!
なけなしの反射神経で即座に蓋に手を伸ばす!
「おお~!」「早い!」「正に猫パンチ」
ディフェンス成功
「あら~初めてだっておっしゃってたのに・・・」
あからさまに残念そうなドSのお姉さん
いや、命の危機ですから
っつーか、ここの給仕さんは後半みんなめっちゃ嬉しそうだった
仕事に楽しみを見つけるって大事だね・・・
~結果発表~
勝負を放棄したK氏の17杯はとりあえずおいといて・・・
80杯(胃腸炎で病み上がりのスウィーツ男子S氏)
96杯(余裕の表情で2人分?7月出産予定のSさん)
100杯(一番先にギブしたヘタレなワタシ)
113杯(メタボなダジャレ王T氏)
120杯(言いだしっぺのムードメーカーY氏)
135杯(女性ながら優勝候補・エンゲル係数が上がり続けるMさん)
150杯(伊達に鍛えてないね・ドM?のF氏)
153杯(本命・一番エライ巨漢の管理職F氏)
・・・・・
大会終了後、座敷は正に死屍累々
ワタシはその後、吐き気をこらえて4時間散歩したけど
夕飯は食べられなかった
体重は1kg増えてたよ
ちなみにこの店の最高記録は322杯だそーだ
もう、2度とやらん
なんとな~く買ってしまった
「竹芳」の金平糖
先週、雛祭り気分が盛り上がっているムスメに
「まえにとおのでたべたきれいなウニみたいなおかし」
を欲しいと言われていたのだ
でも、ねえ・・・
君は基本的に和菓子食べないし
スーパーで売ってるやつは量が多いから食べきれないよ
・・・ってことでスルーしたのだった
でも、これなら量も少ないし食べきれるかも~
と、いうのは言い訳で
それよりなによりこの色合いにやられた
ワタシは透明感のあるオレンジとピンクの中間の色に弱いのである
パパラチアサファイヤみたいな色
色味が好きなだけで服とかには絶対選ばないがね
普段の服は黒か白かグレーかカーキだ
昭和初期のブラウン管テレビにも対応できるよ♪
ワタシのファッションセンスは可愛いモノ好きのオットとムスメには不評
ときどき控え目なレースや水玉の服とかを支給されるのだが
それでも水色とかの寒色系が多い
こーいう可愛らしい色味は敬遠してしまうのだ
しょーがないじゃん、キャラってもんがあるでしょ?
あ、齢もか
・・・・・
さて、金平糖である
市販されているものよりかなり小ぶりで、口の中で儚く砕ける
京都の某名店みたいにフレーバーがついているわけではないが
ただの砂糖のカタマリってわけでもない
何というか、「潔い」って感じ
小さくて綺麗なお菓子
こーゆーのってままごと気分でなかなか楽しい
それなーに?
ふぐの食べるもんじゃありませんよ
そーいや、亡きふぐ様は年とってから前歯に黒っぽい汚れがついてたけど
ふぐって虫歯になるのかな?